去年、應典院で開催したキオクノキロクの個展の初日であり、東日本大震災の日でもある今日。
個展開催中に実際に被災された方がご来場してくださり
「突然日常がなくなってしまって、思い出せるものも何もない。こういう写真を撮っておけばよかったと心から思う。」
と教えてくださり、暮らしていた家を撮影することの意味や役割を改めて考えました。
キオクノキロクで撮った写真は、家族の優しい時間を作るものであって欲しい。
そう願いながら沢山の家族の風景を、暮らしの記憶を記録させていただいた1年です。
撮影が終わった今でも、思い出すと涙が出るくらい思い出深いご家族様ばかりでした。大好きです。
今のところまだ予定はありませんが、またどこかのタイミングで個展を開催できたらなと思っております。
その時はどうぞよろしくお願いします。
