オフの日に仕事ではない撮影に出てたときのことを書きます。
本題に入る前に少し前置き。
音楽やってる人、特にドラマーの人ってカメラにハマる傾向にある気がします。
その日一緒に撮影に出かけたのは神戸でドラムスクールをされている浅田JOE先生。
僕のカメラとドラムの師匠でもあります。
この人を一言で簡単に説明すると、ずるい人ですw
JOE先生が運営されているドラム教室の懇親会に何回かお邪魔したことがあるんですけど
めっちゃ人来る
ノープランのトークも皆ちゃんと聞いてくれてる
勢いに任した乾杯
生徒とのセッションタイム、生徒のママさん達にも超人気
締めるとこは締める
生徒からプロアーティストも排出しているドラマー、パーカッショニアなJOEさんなんですが、写真もとんでもなく上手い。
ドラマーなのに愛犬の写真でナショナルジオグラフィック載ってるし。
ほんで自分が苦手なことに対しては
「俺これ苦手やからあっちゃんやっとってー」←満面の笑みで
そんな身もふたもないことを平然と言っちゃう方なんですが、それが不思議と憎めないし気持ちいいくらい。なにこの人たらし
何故なら苦手なことはできる人にしてもらう代わりに自分のやるべきことのパフォーマンスが尋常じゃなくクオリティが高いから。
そんなアーティスト感バリバリの先生とオフの日に撮影に出かけるきっかけになったのはこの一言。
「あっちゃん!最近俺動画やりよるから撮影いくでえ!」
「いくいくー( ^ω^ )」
そして当日、JOE先生と合流
めっちゃ雨降ってる
以下車内での会話
JOE「今日は北野からハーバーまで撮りまくるでえ!」
僕「どっちがエロいの撮れるか勝負っすね!」←性的な意味ではなくグッとくるエモーショナルな作品のことを2人の間でエロいと表現してる
僕「そーいや動画って前からやってたんですか?」
JOE「最近やなあ、でもすでに俺のライバルは黒澤明やでえ」
で、でたー!
自分の得意分野に対する意味不明なくらいの自信!
JOE「でも黒澤さんはほんますごいからなあ!崇拝してるねん!」
その後も車内でドラムに対する情熱やカメラに対する情熱をぶつけあっていましたがそこ書いてたらめっちゃくちゃ長くなるので割愛。
そうこうしてるうちに北野に到着、心配してた天気も回復し撮影の準備に入ります。
「やっぱ日頃の行いがええと天気も味方してくれるなぁ!」とか聞こえた気がしましたが聞こえなかったことにします。
そんな感じで準備も整い、撮影に入るわけですがファインダー越しに見えたJOEさんの姿を見て一抹の不安を覚えます。
不審者感やべえ
『イメージ降りてこんわぁ』
あっちゃん場所変えるでぇ
※全員一般人です
とは言うもののちゃんとマナーの確認は忘れずにしてます。
撮影禁止の場所はもちろん撮ってないし他の観光客様の邪魔になるようなマナー違反は断じてしておりません。
カメラ使う人はそこらへんちゃんと気にしてね!撮る人も撮らない人も心地よい世の中へ!
海外旅行中のカップルに写真撮ってくださいとは言われたけどさ。
もっと見晴らしのいいところで撮ってあげればよかったね
天気もあまりよくなかったことと平日ということもあって人が割と少ない中、撮影OKなところをピックアップしてサクッと撮影。
お邪魔したのは異人館「萌黄の館」と「風見鶏の館」。
後から知ったんですけど、NHK朝ドラの『べっぴんさん』のロケ地だったんですね。
JOEさん撮るのに気取られて外観全然撮ってないや
やっぱ雰囲気あるねー
朝風呂とか気持ちよさそう
調度品がめっちゃええ感じ
あ、この椅子やばい!ここもっと色んなアングル狙いたい!
とか思ってたら
誰か来た
JOE『あっちゃん紹介するわー、俺のドラムの生徒でカメラやってる子やねん。前の懇親会で一回会ったな、まあ色々教えたってやー。』
僕『あ、よろしくお願いしますー』
そんな感じで人も増えたので、北野を後にして広々としたロケーションに移動することとなります。
以下、移動中の車内の会話
僕『お名前渡辺さんでしたよね、なんて呼べばいいですか?』
渡辺さん『え、好きに呼んでもらったらいいです』
僕『なべさん?』
渡辺さん『え、嫌です…』
JOE『なべやんでええんちゃう?』
渡辺さん『それも嫌です…』
僕『じゃあ、べーやんで』
渡辺さん『もっと嫌です、かわいいのにしてください笑』
JOE&僕『なんでもいい言うててんし、もうなべやんでええやろ!』
なべやん『ええええええ……(´;ω;`)』
会ってすぐに気に入らないあだ名をつけられてしまったカメラ女子なべやん!
次回、新たなロケーションでなべやんの奮闘が始まる!
次回予告(仮)
後半も見てね
後半に続く