トップ画像とタイトルがリンクしてないよね、まあ理由があるから読んでいってくださいな。
それではいきなり本題突入。
どれもそうなんですが、その中でも特に忘れられないお仕事があります。
その仕事の話は僕の大学時代の同級生を経由して入ってきました。
その同級生とは現在琵琶湖でバス釣り人気プロガイドをしている杉村和哉プロ。
こないだ撮ったやつ
杉村プロと話すようになったきっかけはお互い大学のキャンパスライフに馴染めなくて、ぼっちになっていたから笑
大学ってのは何かしらのサークルや部活に入ってないとなかなか自分の居場所ってものが作りにくいものでして(←単なるコミュ障
杉村プロも僕も何のサークルや部活にも入っておらず、ただ単位を取得するために漫然と大学に通う日々でした。
そんな二人がよくしていたのはお互いの地元のdisりあい。
僕『奈良県民って鹿が〇×△□で□〇△×なんやろ?』(←とても公共の場で公表できないような内容)
杉村プロ『兵庫県民は播州弁が〇×△□で□〇△×なんやろ?』(←とても公共の場で公表できないような内容)
※イメージ
そんな不毛どころか、一歩間違えれば田舎者大戦争に発展しそうな会話。
しかし、そんな会話をすることが大学に通う理由にもなっていたのもまた事実(どんな動機であれ、目的があるってのは大事やね)。
去年のことである、そんな青春の1ページをどす黒く塗りつぶしてくれた杉村プロから、ある日突然電話がかかってきました。
『おう!久しぶりやん!まだ生きとったん!?まあどうでもええわ!それより俺のお客さんでさー、結婚する人がおってさー、バス釣りをテーマにしたウェディングの前撮りしてくれん?』
こんな顔しながら言ってたに違いない
相変わらず口は悪いようである。
しかし、カメラの仕事を始めたばかりのタイミングでこの話はとてもありがたく、バス釣りの経験も知識もないのにすぐに飛びついた。
電話をもらってからすぐにインターネットでバス釣りの画像や雑誌を読み漁った。
しかし、調べれば調べるほど分からなくなっていく、さあどうしようか。
ない頭を振り絞って出た答えは、その人達らしさを自分なりに表現しよう。撮影前のヒアリングで人となりを見て考えよう。(←出たとこ勝負とも言う
そして当日の早朝、依頼者のご夫婦とご対面。
お話しの中で聞いたとある質問でイメージはカチッと定まりました。
『撮影中もグラサン外さないんですか?』
『アングラー(釣り人)にとってグラサンはなくてはならないものですから』←即答
あ、この人達本気だ(察し
釣り人の情熱なめてました。
よし、そこまで本気なら式に参列した方達に『釣り好きなのは知ってたけど振り切ったなー!』って思わせる写真にしよう。その写真で『あの2人らしいねー!』って楽しんでもらえればそれでよし、オールオッケー。
ある意味究極の身内ノリ。
そもそもウェディングボードってことは新郎新婦のご親族やご友人が見て楽しんでもらう以上の目的はない。
その目的を達成するにはまず新郎新婦に楽しんでもらうこと。
人(参列者)を楽しませたかったら、まず自分(新郎新婦)が楽しくないと!
だって例えばお腹空いてる人から『ご飯あげる』って言われても気持ちよく食べれないやん。
そんな気持ちで撮影したのがこちら。
ドレスin琵琶湖
ドレスin琵琶湖part2
注:ウェディングの前撮りです
そんな気持ちで撮影していたこともあって全部終わった後で新婦さんに『撮影めっちゃ楽しかったです!』って言われた言葉はむちゃくちゃ嬉しかった。
自分のできることで人に楽しんでもらえる、喜んでもらえることのなんと幸せなことか。
もともとその気持ちで写真をやり始めたのですが、この撮影の時にそれはより強固なものとなりました。
撮ってて楽しい、撮られて楽しい、周りの人達も見て楽しい。なんて気持ちのいいかたち!
それで自信がついてまた違う前撮りをしたこともあるのですが、それはまた別のお話(森本レオ風に
ちなみに杉村プロから『去年撮影したご夫婦さんが「写真、玄関に飾ってます、一生ものですから!」って言うてはったで!』って伝えてくれたのがこのブログを書くきっかけ。
(´-`).oO(もし杉村プロが適当に言ってるだけだったらどうしよう)
仕事はバス釣り、趣味もバス釣り
これ撮る時に何回かわざとルアーを僕に当てようとしてきた(絶許
口が悪いとか色々ネガティブキャンペーンみたいになりましたが、彼のこと職種は違えどプロとして尊敬していますし、お客様からの評価もめっちゃ高いです(←精一杯のフォロー
そんな杉村プロにガイドしてもらいたいって方はこちら→http://sugimuraguide.web.fc2.com/
一味違うウェディング前撮りがしたい!って方はこちら→https://katachi-photo.com/service/